PICK UP/03
16年振りのリフォーム
二人だけの時間を楽しむ生活をされているご夫婦が、16年振りのリフォームをすることに。落ちついた大人のインテリアを楽しめるような上質で豊かな空間とは?。
さらに一人暮らしをしていた娘さんの結婚を機に、やんちゃだったシニア犬2匹が戻ってくる事に…。家主気分の家猫パンク・シニア犬チョビ・プーと上質なインテリア空間。一見、相反する要素にも関わらず、ご夫婦・猫・犬にとって八方良しの提案を実現させました。
壁を無くすことで、ダイナミックなLDKに。
モールディングが美しいボリュームあるオーダーキッチン家具。天井まで作らないことで圧迫感を避け、家具に間接照明を入れて柔らかな演出を。
アイランドキッチンの広さを考え、2灯入れてもボリュームが出ない花びらの間接照明。
ダイニングのテーブルや椅子はイタリア製。大理石の天板のテーブル、レザー貼りのチェア、全体をグレートーンカラーにしたのは、大人のご夫婦に合わせて、甘くならないためのチョイス。
リビングにはレザーソファと既存の暖炉。ここに大人のエレガントさをプラスするため、上質なファブリック&テキスタイルを提案。1日が終わり、ご夫婦が過ごすゆったりとした時間を演出します。
今回のリフォームのポイントは、シニア犬2匹との同居でした。
家の中の一部屋をdogroomとして使うこともできましたが、キッチンから外に出入りできる扉を利用し、dogroomを付け足すカタチのConservatory roomを提案。
冷暖房を完備し、犬の目線で外を眺めるための窓を付けたり、玄関横にお散歩用のドアもつけました。これで匂いの問題も解決。
キッチンとの扉をガラスにすることで、ワンちゃんもネコちゃんもご夫婦も互いに気配を感じながら過ごすことができます。
このプランが実現したことで、ご夫婦がゆったり過ごすエリアとdogroomと優しく共存しながら、日々を過ごされています。
こちらの物件「大人のchic&Elegant」は、平成30年度インテリア産業協会主催の
インテリアコーディネーションコンテストで部門賞を頂きました。